2023年06月21日
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WindowsでStable Diffusion+Chilled Remixを動作させる手順 (GPUのブランド不問)

Written By: 川俣 晶連絡先

前提 §

Windows 11でStable Diffusion+Chilled Remix動作させる手順を調べた。

その他の前提は以下の通り。

  • Windowsのバージョンは重要ではない。Windows 10でも同じと思われる。
  • nVidiaのGPUは搭載していないPCであったが動作した。(自動的にCPUで計算している。遅いがまあまあ待っている間には終わる。Intel Core i5-1135G7 @ 2.40GHz)

Stable Diffusionを入れる §

 まず以下のページを開く。

 このページからEasy-Diffusion-Windows.exeのリンクを探してクリックし、Easy-Diffusion-Windows.exeをダウンロードする。

 ダウンロードが終わったらこれを実行する。

 実行するとインストールが開始される。

 インストールが終わると自動的に起動する。

 Web-UIなので、Webブラウザのユーザーインターフェースが自動的に開くが、本体はローカルで動作している。(クラウドに接続しているわけではない)

 Enter Promptの箇所に何かプロンプトを入れる (馬に乗った宇宙飛行士のままで良ければそのままMake Imageを押す。

 待っていると画像が出てくる。

 終わる時はEasy Diffusionのウィンドウを閉じる。

 次回から起動したいときはWindowsのスタートメニューからEasy Diffusionを選ぶ。

Chilled Remixを入れる §

 まず以下のページを開く。

 ここから、chilled_remix_v2.safetensorsをダウンロードする。

 このファイルを、C:\EasyDiffusion\models\stable-diffusionにコピーする。(Stable Diffusionをインストールするフォルダを変更していない場合)

 ここでStable Diffusion(Easy Diffusion)を起動する。

 Stable Diffusion(Easy Diffusion)のWeb-UIから、Make Imageボタンの下に Image Settingを探す。

 Image Settingの左の+を押して設定を開く。

 modelというドロップダウンを開き、chilled_remix_v2を選ぶ。

選択

 以上で次回からMake ImageボタンでStable Diffusion+Chilled Remixの組み合わせで画像を生成する。

 以下はこの組み合わせで生成した例。

生成例